2012年08月04日
アニマルキングダム 2010豪 デヴィッド・ミショッド

犯罪者一家から抜け出した母が、薬物中毒で亡くなり、
主人公は、母の実家の犯罪者一家に戻ります。
そこで生き残るためには、ボス猿になるしかなかった。
(最後にわかります)
終始、主人公(少年)のみが脅かされます。
犯罪者一家の邪魔者として、警察の邪魔者として、
その宿命をどう受け止めているのか、
そもそも受け入れているかもわからないのが無機質な主人公です。
何故無機質なのか?
そのヒントは冒頭の母が亡くなるシーンで、
主人公のキャラクターを匂わせていますが、
予想もできないラストにつながっていましたが、
唖然として終わります。
異常な一家であることは冒頭から様々なエピソードで
知らしめますが、その異常状態はエスカレート、
正確に言えば、怖さが分かってきます。
その状態で主人公の少年は本能と、
生い立ちからの嗅覚で嗅ぎ分け、
決断と行動をとります。
ラストですべてがまとまる
頭をガツンとやられた映画でした。
幕末太陽傳 1957日 川島雄三
ジョーカー 2019米 ドット・フィリップス
たかが世界の終わり 2016加/仏 グザヴィエ・ドラン
ア・ゴースト・ストーリー 2017米 デヴィッド・ロウリー
長いお別れ 2019日 中野量多
郵便配達は二度ベルを鳴らす 1942伊 ルキノ・ヴィスコンティ
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Posted by いもたつ at 08:16│Comments(0)
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