2023年03月31日

【国立劇場 3月歌舞伎】入門 源氏の旗揚げ/一條大蔵譚/五 條 橋





「平家にあらずんば人にあらず」の頃から、牛若丸と弁慶が五条橋で出会い義経が「源氏の旗揚げ」をするまでの芝居です。
虎視眈々と源氏再興を狙う大蔵卿と常盤御前を描く前半から後半は牛若丸の艶やかで力強い舞です。
平家側は大蔵卿も常盤御前も疑っていて二人はそれを前提条件に耐え眈々と準備をする、その駆け引きは創作ではありますが、心をそそらせます。

歌舞伎では源平の時代物がおなじみですが、史実になぞっていることに加えて工夫をこらした脚本にしているから人気がありわけが解ります。
そして同じ演目でも、いつだれが出演し、どんな演出を凝らしたかという本歌取りの要素がまた良いです。しかし、まだそれを味わえることはできませんが、そんな視点での鑑賞も面白いです。


  


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2023年03月30日

【3月大歌舞伎】髑髏尼/夕霧 伊左衛門 廓文章 吉田屋




髑髏尼は、新歌舞伎というジャンルになるそうで、その通り現代劇にかなり近い演出でした。それでも歌舞伎ならではの舞台、衣装です。物語も歌舞伎らしく源氏と平家にまつわるもの、新中納言局が、平重衝との間の忘れ形見の髑髏を常に抱えていることから髑髏尼と呼ばれているけれど、寺守の七兵衛という醜い男に恋嗅がれています。
シチュエーションからしてゾクゾクし、案の定に悲劇です。その悲劇は情念が巻き起こしていて、そこには昔の日本人の美徳を感じる部隊です。

夕霧はダメ若旦那 伊左衛門と絶世の花魁 夕霧との廓話で、夕霧の衣装が艶やかでまた、コミカルな芝居です。
ハッピーエンドは良いのですが、伊左衛門のその後が気になります。
登場人物に、吉田屋の主人が出てくるのですが、金の切れ目が縁の切れ目にしなかったことから、吉田屋には福が来ます。世の中上手くできています。
  


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2023年03月29日

冬の名残




3月終わりまでいつもより7多くの仕入れほしいもがありました。
お茶菓子もいつもよりも多く頂きました。
  


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2023年03月28日

雨後二度目の耕運




麦を鋤きこんだ畑ですが、暖かい日も雨も多いので
この雨後でもう一度耕運ができる状態になってきています。
  


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2023年03月27日

ジャガイモ契約栽培




ポテトチップス用のジャガイモの契約栽培の畑です。
そろそろ定植が始まりそうです。
  


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2023年03月26日

肥料喰い




進さんが今年もメロンを作ります。
メロンは肥料喰いなので数日掛けて肥料を入れ終わったところです。
  


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2023年03月25日

苗床作りです




干し場が片付いたので苗場にしています。
苗床は十分に肥えた土にします。まずは水をひたひたにします。
  


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2023年03月24日

原料芋の苗だけではなく




親しい農家の庭先です。
ビニールハウスの中に、小さいハウスを建てて、早掘りのサツマイモ苗作りをしています。
干し芋用のサツマイモ苗作りもすぐにできるまでになっていました。
  


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2023年03月23日

【SPAC演劇】人形の家 宮城總 演出




ノーラが“ねばならない”で生きてしまう超自我に支配されていたことを身に染みてしまい、ヘルメルに言う台詞、「3人の子供たちは人形で遊び、私は子供たちと遊び、あなた(ヘルメル)は私と遊んでいた」。
ではヘルメルは誰に遊ばれていたのか、この劇では戦前の日本が舞台ですから、当時の社会を支配ししてた大日本帝国軍ということになるのでしょう。

いつも社会は、生きやすくするために“ねばならない”をいつの間にかたくさん我々に植え付けます。それは秩序のため、経済のため等々、多分それで我々が多くの恩恵を受けているし、安全も確保されていることでしょう。

ではその“生きやすさ”はその時代時代で誰が何のために決めているのか?
歴史はそれが機能しなくなった節目を、例えば徳川政権が、例えば明治政府が、例えば大日本帝国の敗戦が教えてくれます。

このspac版人形の家は、また日本が今後どこに向かうのかに“盲目にならない”ことを声高に伝えているようでした。


  


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2023年03月22日

倉庫側はまだ塞がっています




仕入れ干し芋の保管が今年はまだ続いているので、加工に使う資材は今のところ、
加工場が倉庫になっています。
  


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