2012年08月03日
ドライブ 2011米 ニコラス・ウィンディング・レフン

主人公は、どこまでやれる男かが謎のまま進み、
終わります。
ただひとつ、主人公の今までの人生の中で、
宝石のような一瞬のただ一度の営みだけが、
主人公にとっての人生だった事だけがこの映画の答えのようです。
そこには、損得はありません。
主人公は理性を度外視した、
体がいうことをきかないそんな時を求めていた、
それ以外には説明できない物語でした。
愛した女を大事にしたい。
そのために全てを捧げるという、
純粋さの気持ちと主人公の行為は、
常人には理解しがたいし、
できない行為です。
けれど、その気持ちは汲み取れるし、
理性を度外視したくなる気持ちもわかります。
それを伝えるのにしては大袈裟でしたが、
映画全体を通した、
鮮やかな被写体の捉え方から、
その気持ちが十分に感じられました。
幕末太陽傳 1957日 川島雄三
ジョーカー 2019米 ドット・フィリップス
たかが世界の終わり 2016加/仏 グザヴィエ・ドラン
ア・ゴースト・ストーリー 2017米 デヴィッド・ロウリー
長いお別れ 2019日 中野量多
郵便配達は二度ベルを鳴らす 1942伊 ルキノ・ヴィスコンティ
ジョーカー 2019米 ドット・フィリップス
たかが世界の終わり 2016加/仏 グザヴィエ・ドラン
ア・ゴースト・ストーリー 2017米 デヴィッド・ロウリー
長いお別れ 2019日 中野量多
郵便配達は二度ベルを鳴らす 1942伊 ルキノ・ヴィスコンティ
Posted by いもたつ at 07:53│Comments(0)
│銀幕倶楽部の落ちこぼれ