2012年03月25日

水曜日のエミリア 2009米 ドン・ルース

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自分勝手な大人たちとその犠牲になる子供と一見されますが、
主人公は一生懸命に生きようとしています。
それが空回りばかりです。

彼女の気持ちはわかりますが、
彼女に感情移入はできませんでした。
もっといえば、彼女の夫にも、元妻にも、
彼女の母と父にも理解できません。
何故か?

大人たちは重箱の隅をつついているような印象だからです。

全体の流れは、
彼女と血のつながらない息子が、
家族になるという流れで、
王道でそこにたどり着く彼女と息子の心の葛藤は
よく描かれていたと思います。


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