2012年03月22日

現代フランス映画の肖像2(フィルムセンター)

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コナン大尉 1996仏 ベルトラン・タヴェルニエ
第一次世界大戦のフランス軍の軍隊での出来事を、
二人の将校を中心にして、
戦士や従軍している人々やその背景を描きます。

人の性格は戦場でもそれにまつわる戦時下の生活でも、
それぞれです。
馴染める者、できない者、
適応できる者、できない者、
戦時ではなくても同じくですが、
戦時下の方が顕著です。

二人の将校は、お互いに相手を尊重しながらも
時に争いながら自分が信じる行為をします。
そこに他の者が絡んだり、事件も起こるのですが。
歴史的な背景が分からず少々戸惑いもありました。

それはともかく、
友情と人間模様を丁寧に綴った映画です。

フランスでどれ位支持されているかは分かりませんが、
事情通が観ればもっと楽しめる映画という匂いを感じました。



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