2012年03月17日
サラの鍵 2010仏 ジル・パケ・ブレネール

戦時中でのこととはいえ、
もし自分の親やごく近い血筋のものが、
ホロコーストに加担していたとしたら、
それを知りたいか、教えて欲しいか。
知っている知らないは別として、
ジャーナリストにそのことで取材をされたら、
もちろん、罪を問われることはないとしても、
どう応えるか。
人が真実や事実を求めるのはどうしてか。
この映画の主人公もそれがわからなくなります。
サラの生きた軌跡は悲劇です。
その痛さは、みせられてもわかることはありません。
けれど事実を積み重ねることしか次はありません。
生きていることは、次の世代につなぐことです。
そこがサラと主人公をつないだのだ。
という感慨がありました。
幕末太陽傳 1957日 川島雄三
ジョーカー 2019米 ドット・フィリップス
たかが世界の終わり 2016加/仏 グザヴィエ・ドラン
ア・ゴースト・ストーリー 2017米 デヴィッド・ロウリー
長いお別れ 2019日 中野量多
郵便配達は二度ベルを鳴らす 1942伊 ルキノ・ヴィスコンティ
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Posted by いもたつ at 06:14│Comments(0)
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