2010年11月25日

ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ

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1976仏 セルジュ・ゲンズブール


偏見かもしれませんが、
こういう映画は日本かフランスでなければ撮れないでしょう。
1976年を考えると尚更です。

ただし、愛がテーマ、自由がサブテーマという見解で観ると
この映画はフランスだからこそですし、フランスのテイストがあふれています。
それは映像であり音楽も含めて。

ストーリーにも登場人物にも感情移入はできませんでした。
それは、指摘な常識や好き好きからです。
それがこの映画の好き嫌いにはつながりません。

愛して欲しいのメッセージばかりの今の世の中だから、
積極的な愛するを描くこの映画は今こそ価値があるようにも思えます。

哲学的でなく芸術的な映画です。


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