2017年06月09日

ラン・ローラ・ラン 1996独 トム・ティクヴァ

170609blogy.jpg

ローラ(フランカ・ボテンテ)は恋人マニ(モーリッツ・ブライブトロイ)の尻拭いのために20分で10万マルクを調達しなくてはなりません。
そのために、さあ走る走る、これが3回トライされます。

ローラの父親は銀行の頭取らしく、それをあてに走る走る、
でも1回目はあえなく失敗、2回目は微妙に好転しますが、ダメ、3度目の正直でという物語です。

ローラの3回のトライは微妙に違ってきます。
その微妙な違いは、大きな違いという結果になります。
これはローラとマニの運命が大きく違うだけでなく、走るローラをほんの少し触れ合う人達の人生も大きく変ります。
これが面白い。

冒頭、哲学的なメッセージで始まり、劇中にそれを表現しているようです。


同じカテゴリー(銀幕倶楽部の落ちこぼれ)の記事画像
女のみずうみ 1966日 吉田喜重
冬の小鳥 2009韓/仏 ウニー・ルコント
飢餓海峡 1964日 内田吐夢
天城越え 1983日 三村晴彦
同じカテゴリー(銀幕倶楽部の落ちこぼれ)の記事
 幕末太陽傳 1957日 川島雄三 (2019-11-10 12:17)
 ジョーカー 2019米 ドット・フィリップス (2019-11-08 09:38)
 たかが世界の終わり 2016加/仏 グザヴィエ・ドラン (2019-08-26 09:15)
 ア・ゴースト・ストーリー 2017米 デヴィッド・ロウリー (2019-08-02 09:16)
 長いお別れ 2019日 中野量多 (2019-07-07 12:01)
 郵便配達は二度ベルを鳴らす 1942伊 ルキノ・ヴィスコンティ (2019-06-27 09:08)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ラン・ローラ・ラン 1996独 トム・ティクヴァ
    コメント(0)