2015年05月29日

駆ける少年 1985イラン アミール・ナデリ

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主人公のアミルは孤児です。(小学校高学年位)
仲間はいますが、一人で生きて行かねばならない境遇です。
銭を稼ぐのは彼には必然であって、疑問ではありません。
世の中の厳しい掟に晒されますが、それも必然で彼は疑問には感じません。

彼は飛行機に憧れています。
ある時飛行機の雑誌を見つけました。それを購入しますが、字が読めません。
そこで学校に通おうとします。虐げられますが、必死に勉強します。
字を習おうとするのも彼の中から出た必然です。

仲間割れも起きますし、大人に騙されもします。
そんなことにめげるという感覚も彼にはありません。
彼には生きていく前提条件なのです。

私に彼の気概があるでしょうか?そればかりを振り返る時間でした。


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