2014年01月04日
ジャッカルの日 1973英/仏 フレッド・ジンネマン

淡々と腕利きの殺し屋の仕事ぶりと、
それを追い詰める有能な警視を映します。
両者の、共に事に至るまでを丁寧に時間をかけて描写していて、
ロベール・ブレッソンのような雰囲気です。
用意周到、念入りに準備する殺し屋は、
イレギュラーにも対応出来て、
また人たらしの魅力も備えています。
サイコパス的な、女も男も惹きつける不気味さもあります。
対する警視も天晴れで、
任務のためなら政府の要人さえも利用、容赦ない仕事ぶりです。
二人の鍔迫り合いに魅入ります。
最後の最後に顔を合わせて決着が付きますが、世間には何もしれない現実を提示する所も好感です。
ちょっと話をなぞった感じや、
殺し屋の危機の落ち方が気になりましたが、
楽しめた映画でした。
幕末太陽傳 1957日 川島雄三
ジョーカー 2019米 ドット・フィリップス
たかが世界の終わり 2016加/仏 グザヴィエ・ドラン
ア・ゴースト・ストーリー 2017米 デヴィッド・ロウリー
長いお別れ 2019日 中野量多
郵便配達は二度ベルを鳴らす 1942伊 ルキノ・ヴィスコンティ
ジョーカー 2019米 ドット・フィリップス
たかが世界の終わり 2016加/仏 グザヴィエ・ドラン
ア・ゴースト・ストーリー 2017米 デヴィッド・ロウリー
長いお別れ 2019日 中野量多
郵便配達は二度ベルを鳴らす 1942伊 ルキノ・ヴィスコンティ
Posted by いもたつ at 06:05│Comments(0)
│銀幕倶楽部の落ちこぼれ