2013年11月13日
ティファニーで朝食を 1961米 ブレイク・エドワーズ

華やかなオードリー・へプバーンとは裏腹な、
孤独でやり切れなさを持って都会に住む主演二人が、
そこから抜け出せるかという物語でした。
田舎の生活が嫌で、しがらみを捨ててニューヨークで暮らすホリーは、
お金に執着していて、お金で夢を買おうと夢みています。
売れない小説家のポールは、パトロン頼りで小説を書いています。
それ自体を仕方ない行為を割り切っています。
その二人が出会って、恋をして、という話です。
結論はハッピーエンドですが、前途多難でしょう。
今の自分と成りたい自分、成れると真剣に考えている自分像、夢見ているだけの自分像、
決して直面していなくても、それらと折り合いをつけているんだな。
と感じました。
芸達者な猫が重要な役で登場します。
この猫は「名前がない猫」です。飼い主のホリーはいつも「ネコ」と呼びます。
ホリーは中々ホリーを見つけられないということなのでしょう。
幕末太陽傳 1957日 川島雄三
ジョーカー 2019米 ドット・フィリップス
たかが世界の終わり 2016加/仏 グザヴィエ・ドラン
ア・ゴースト・ストーリー 2017米 デヴィッド・ロウリー
長いお別れ 2019日 中野量多
郵便配達は二度ベルを鳴らす 1942伊 ルキノ・ヴィスコンティ
ジョーカー 2019米 ドット・フィリップス
たかが世界の終わり 2016加/仏 グザヴィエ・ドラン
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Posted by いもたつ at 07:22│Comments(0)
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