2013年10月10日
幸運の星 1929 フランク・ボーゼジ

『おとぎ話』です。
物語そのものもそうですが、
映画の中の世界もそうなのです。
冒頭の貧しい主人公が住む家のセットと照明のショットで、
その雰囲気があります。
そして、主演の少女もその衣装もそれを感じます。
話はメロドラマ、
貧しい故に悪さをしてしまう少女と、それを諭す彼、
彼は第一次大戦で足を負傷します。
気立ても男前も良いので少女は惹かれ、彼も少女をあいするのですが、
彼の足を案じて少女母は彼を拒みます。
その変わり少女のために愛のないけれど、
良い縁談に乗っかるのですが、それは詐欺師で、観客はハラハラドキドキです。
ラストに向けて感動の展開になります。
そのセットと雪の演出が素晴らしい、
『おとぎ話』を完結させます。
少女と彼の純愛に心が和む作品です。
幕末太陽傳 1957日 川島雄三
ジョーカー 2019米 ドット・フィリップス
たかが世界の終わり 2016加/仏 グザヴィエ・ドラン
ア・ゴースト・ストーリー 2017米 デヴィッド・ロウリー
長いお別れ 2019日 中野量多
郵便配達は二度ベルを鳴らす 1942伊 ルキノ・ヴィスコンティ
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Posted by いもたつ at 07:37│Comments(0)
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