2013年03月01日
ダーティハリー 1971米 ドン・シーゲル

爽快感はない物語です。
表面的には勧善懲悪で、事件が解決してヨシヨシですが。
病んでいる社会を憂うばかりの進行です。
俺のルールで裁くようにも見えますが違います。
主人公は守れない場面にぶつかってしまうのです。
やりすぎかもしれませんが、譲れないものがあるからです。
上手く世渡りできないから格好良く見えますが、
主人公は危険な男なのです。
でもその度を越えることに共感します。
そのヒーロー像にあこがれます。
でもこの映画の根底はやっぱり病んだ社会を映しています。
いつの世も病んでない時などないのかもしれませんが、
あまりにも自己都合が勝る社会になったものです。
それを変わりに憂う主人公に自分を重ねるのです。
幕末太陽傳 1957日 川島雄三
ジョーカー 2019米 ドット・フィリップス
たかが世界の終わり 2016加/仏 グザヴィエ・ドラン
ア・ゴースト・ストーリー 2017米 デヴィッド・ロウリー
長いお別れ 2019日 中野量多
郵便配達は二度ベルを鳴らす 1942伊 ルキノ・ヴィスコンティ
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Posted by いもたつ at 07:35│Comments(0)
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