2012年05月31日

有機農園の花手毬

120531blog0.JPG

スタッフが有機農園前にたくさんの種類の草花を育ててくれます。
毎年の定番の花の一つが「花手毬」です。
秋が深まる11月まで続く花です。

いつもは“真っ赤”な花1種類だけなのですが、
今年は4種類です。
いつもの真っ赤以外に、
濃いピンクと淡いピンク、そして白です。

120531blog1.JPG

赤、濃いピンク、淡いピンクは地面を這うように生長しますが、
白は、上に伸びる性格です。

120531blog2.JPG

120531blog3.JPG  


Posted by いもたつ at 07:25Comments(0)芋日記

2012年05月30日

ヒバリの巣

120530blog.JPG

有機ほしいものサツマイモ畑に時々ヒバリが巣を作ります。
畑にサツマイモだけがある。
というのが一般栽培で、
これはサツマイモの収穫にはとても効率的です。
けれど極端な環境ですから不自然で、
それを保つためには、農薬や化学肥料が必要になります。
(逆に言えば、農薬や化学肥料を使うとそうなる)

有機栽培は多様な環境を作ることが必須なので、
畑にサツマイモだけにはしていません。

ヒバリが巣を作る=隠れる場所があるので、
巣を作ります。
鳥も賢いですから、農作業していても気がつかないような
隠れた場所に作ります。
  


Posted by いもたつ at 06:18Comments(0)芋日記

2012年05月29日

プロの技と道具

120529blog.JPG

メロン栽培の必需品に、1間くらいの棒があります。
棒の先は丸くなり、布が巻いてあります。
これでビニールハウスの開け閉めをします。

ビニールに引っかかるように、
穴を開けないように、
丁度良い塩梅で丸くて、布巻きです。

それを扱う様がまた鮮やかさです。
毎日の年季の賜物です。
  


Posted by いもたつ at 07:50Comments(0)芋日記

2012年05月28日

ほしいもの試食

120528blog1.JPG

ほしいものお取引先の「しずてつストア」で
干し芋の試食販売を今月2店舗でやらせてもらいました。
(セノバ店・草薙店)

シーズンオフだったのですが、
なかなかの盛況ぶりでした。
2店舗ともに準備してあった試食用は早々になくなってしまい、
急遽、商品を空けて試食してもらいました。

秋になったら、また再開しようと思っています。

120528blog0.JPG  


Posted by いもたつ at 07:45Comments(0)いもたつLife

2012年05月27日

ミツバチとタカミメロン

120527blog.JPG

メロンの雄花と雌花の交配はミツバチに任せます。
タカミメロンは自然に風で交配することはないので、
ミツバチ(か他の虫)か、自分の手で交配させないとなりません。

ミツバチも穏やかな暖かい日は活発ですが、
雨はもちろん、気温が高くても風が強いと働きません。

農作業での人の動きと同じです。
どうも農作業でないと、
何が何でも予定は予定で動いているので、
ミツバチの動きに妙に温かみを感じます。
  


Posted by いもたつ at 07:47Comments(0)芋日記

2012年05月26日

天候のこと

120526blog.JPG

ここにきて気温が低い日はもうないようですが、
ほしいも産地では
雨で寒い日、風で寒い日、風で大荒れの日と穏やかな日が交互でした。
「今年は~~でいつもとは違う」なんてことを
有機農園のスタッフとは話をするのですが、
毎年、その季節ごとに「~~」が違うだけで、不順の天候への不満は同じです。

いつもいつも、その時のこちらの農作業の都合に、
天気が合って欲しいと思っているからですね。
  


Posted by いもたつ at 07:37Comments(0)芋日記

2012年05月25日

ショーシャンクの空に 1994米 フランク・ダラボン

120525blog.jpg

2度目の鑑賞です。
一度目は、展開への関心が高く2人の主人公
ヒーローと語り手の細かい心理には気がついていなかったことを痛感しました。

“希望”という今こそ身につけたいことと、
“希望”を持てる条件を、感動を通して語っています。

一度目の鑑賞では
ありえない脱獄を成功させたヒーローは、
それを用意周到に準備したととらえましたが、
それは彼の思いのひとつと知りました。
そこだけでも、十分に“希望を持つ条件”として、
* 希望は持つものではなく、持つに値する裏づけがあって初めて湧き出るもの
補足すると、持てる者に与えられるものであること
それを語る素晴らしい映画になります。
そこに、感動と戒めがあります。

けれど2回目の鑑賞では、それはエピソードのひとつであることがわかります。

ヒーローは、脱獄を行使することを目的としていたわけではありません。
希望をつなぐための手段として選んだのです。

だから前半の彼の行動があります。
“ショーシャンク刑務所を変える”それに尽くす彼の姿です。
彼は冤罪です。
けれど妻を死に追いやった自覚を(敢えてかもしれませんが)持ち、
その償いをショーシャンクで行っていました。

だから、脱獄のための影の努力は、
転ばぬ先の杖だったのです。
語り手を置くことで、そこを注目できたことで、わかりました。

ただ彼はヒーロー過ぎます。
だから語り手がもうひとりの主人公です。
ヒーローは、ショーシャンクを変えることで、
仲間に希望を与えます。
けれど、50年の服役で廃人となり社会復帰できない者、
彼と一体となって資格を得ることができた囚人が惨殺、
物語の半ばを過ぎても彼の想いは遂げられません。

最後に語り手が、凡人の代表として彼の想いを遂げます。
ここに現実感が起こります。

そして彼の、仲間との語りから、
“希望”は、死を覚悟してまでも、
得る価値があることというメッセージも受け取ることができました。
  


Posted by いもたつ at 07:46Comments(1)銀幕倶楽部の落ちこぼれ

2012年05月24日

自然農のお茶で手もみ茶作り

120524blog.JPG

今回の自然農の作業では、草取りの手伝いと、
町田さんから“手もみ茶作り”を教えてもらいました。

草取り前に摘んでおいたお茶の葉(これも自然農のお茶です)を、
草取りの間さぼしておいてしんなりさせておきました。

それを、ひたすら手でもみます。
お茶のエキスを搾り出す感じです。
緑茶ではなく、醗酵茶にします。

この後は各自 自由です。
袋に入れておいておけば醗酵が進みます。
天日干しすれば醗酵がとまります。

ただし、狙いをつけてもその通りになるかの按配がわかりません。
どうなるでしょうか。
でも、
一芯二葉で摘んでおいた葉だけですから
贅沢で美味しいお茶ができることは間違いなしです。
  


Posted by いもたつ at 07:30Comments(0)新農耕民族の挑戦

2012年05月23日

自然農の稲作:苗床の草取り

120523blog.JPG

4月の終わりに苗床を準備して、
種モミを蒔いてありました。
草よけに“干しカヤ”(稲藁のようなもの)、
播種の前に草の種取りとして苗床の表土を削ってあるのですが、
当然のごとく雑草が生えてきます。

稲と同じ位に育っている草を中心に草取りしました。

3つ苗床が準備されているのですが、
生えてくる草の種類が、結構違います。
多い少ないの違いもあります。

今年は干し芋の有機農園の苗床では、
かなり草が生えてきていたのですが、
この苗床はかなり草は抑えられています。

自然農の先生の町田さんに今回も色々と考え方、
苗作りの方法を聞きながらの草取りでした。
  


Posted by いもたつ at 07:30Comments(0)新農耕民族の挑戦

2012年05月22日

黒沢進さんのメロン

120522blog.JPG

ほしいも産地でメロン栽培している農家は昨シーズンは、
不作に悩まされました。

その中でも黒沢進さんのメロンは結構収穫がありました。
今年も順調に進んでいます。

雄花が咲き、後追いで雌花が咲きます。
それに合わせて交配用のミツバチを置きます。

ミツバチは畑に来たばかりは警戒して巣からでないので、
雌花が咲く少し前に、早めに畑に連れてきます。


追伸
昨日は「小満」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「小満」の直接ページはこちら
小満

  


Posted by いもたつ at 07:04Comments(0)芋日記