2022年10月27日
【義経千本桜 三段目】国立劇場

下市村椎の木の場、下市村竹藪小金吾討死の場、下市村釣瓶鮓屋の場
つくづく凝っている脚本です。
この段の主役は“いがみの権太”で、権太はその通り名の通りほとほと“いや”な輩ですが、段の終わりには様変わりで悲劇の忠心者に変わります。しかも権太の意を汲む妻子までが命を投げ捨てるのです。
その権太をどう観客が捉えるかになりますし、演者はどう役作りするかになります。
その権太の周りを固める人物像も、話の進め方も、本当によくできている物語で、これは誰がどうやるかと、どこに焦点を絞るかで見ごたえと見どころが変わってきますし、それが歌舞伎や文楽の楽しみであることが、うっすらと解ってきました。
spac演劇ラーマーヤナ物語/演出 宮城聰
spac演劇 ラクリマ、涙 ~オートクチュールの燐めき~/演出 カロリーヌ・ギエラ・グェン
spac演劇 叫び/演出 小島章司
spac演劇 ラーマーヤナ物語/演出 宮城聰
spac演劇 マミ・ワタと大きな瓢箪/演出 メルヤン・ニヤカム
spac演劇 <不可能>の限りで/演出 ティアゴ・ロドリゲス
spac演劇 ラクリマ、涙 ~オートクチュールの燐めき~/演出 カロリーヌ・ギエラ・グェン
spac演劇 叫び/演出 小島章司
spac演劇 ラーマーヤナ物語/演出 宮城聰
spac演劇 マミ・ワタと大きな瓢箪/演出 メルヤン・ニヤカム
spac演劇 <不可能>の限りで/演出 ティアゴ・ロドリゲス
Posted by いもたつ at 09:00│Comments(0)
│いもたつLife