2022年06月30日

シネマ歌舞伎「女殺油地獄(仁左衛門)」




一世一代の名舞台でした。
シネマ歌舞伎だから観ることができましたし、
シネマ歌舞伎だから仁左衛門の所作も仕草も表情もズームアップで観ることができます。
そして、それを活かすのは浄瑠璃と、相手役です。

みていて仁左衛門の寿命が縮まるのではという鬼気迫る舞台は、こちらまで動機が高まります。
凄みがある歌舞伎でした。

単なる市井の凡人が狂気に変わっていく怖さは、他にもありますが、この上ない切実さでした。


同じカテゴリー(いもたつLife)の記事画像
メタファー思考 瀬戸賢一
バカ丁寧化する日本語 野口恵子
ギフトショー秋2010
新サンマ
「常識」の日本史 井沢元彦
同じカテゴリー(いもたつLife)の記事
 3月大歌舞伎【通し狂言 仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)】 (2025-03-31 11:00)
 3月大歌舞伎【通し狂言 仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)】 (2025-03-25 10:00)
 【SPAC演劇】メナム河の日本人 今井朋彦 演出 (2025-01-25 13:00)
 【新国立劇場新春歌舞伎】 (2025-01-18 10:00)
 はたらく細胞 2024日 武内英樹 (2025-01-09 12:00)
 侍タイムスリッパー 2023日 安田淳一 (2024-12-20 09:00)

Posted by いもたつ at 12:00│Comments(0)いもたつLife
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
シネマ歌舞伎「女殺油地獄(仁左衛門)」
    コメント(0)