2020年12月05日

絵本画家・赤羽末吉 展【静岡市美術館】




一人の芸術家の作品を年代で、また、生涯の変遷の観点から、ボリュームたっぷりで展示している静岡市美術館の企画展は今回もとても良かったです。

赤羽末吉の作品から、絵本と映画造りは似ていると痛感しました。
どの画を見ても、映像作家のように、空間を上手く使い、人とそれに準ずる対象の大小と、それらの配置で、語っているという印象です。
小津安二郎や溝口健二の映画を連想してしまいました。

そして赤羽末吉は絵本に無限の可能性があることを確信していた人だったのでしょう。


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Posted by いもたつ at 09:00│Comments(0)いもたつLife
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