2016年10月04日

「ない仕事」の作り方 みうらじゅん 著

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面白かったです。可笑しいのではなく、力強さを感じました。

著者は、自分を騙すのがとても上手です。
著者の仕事には莫大な労力と時間が掛けられています。好きなこととはいえ、それをやり続けるには自分騙しがポイントだと、内容でも語られていますし、それをやって仕事にしてきたことに対して莫大な労力と時間を掛けた、掛け続けているのでしょう。

著者は確かにアイデアを出すのが得意でしょうけれど、そこにも多くの体験があるからと解ります。そして自分自身を「無駄な努力家」「真面目で心配性」と称しています。
それを心底美しいと思っているのではないかと伺えます。

それにしても相当の変わり者で、身近にいたらどう接したら良いか困りますが、本を挟んでいると、「みうらじゅん」を大好きになりそうです。


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Posted by いもたつ at 09:06│Comments(0)いもたつLife
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