2012年04月17日
うさぎドロップ 2011日 SABU

ついていくのが大変でした。
どうしても考えてしまうからです。
主人公はどこに住んでいて、どこに通勤しているのだろう。
そして保育園はどこ?実家はどこ?
なぜか失踪した子供をみんなで捜します。なぜ?
保育園に先生は失踪事件で誰も現れません。
不審なキャラクターも多く登場します。
冒頭の葬式で主人公をみて驚く人々。
子供を強引に引き取りたい謎の女。
失踪事件で怪しい人物。
腑に落ちないことが多いけれど、
この映画の主題は違います。
子育て応援歌で、
高齢社会の子供への愛の賛歌です。
それを思えば、
ちょっと不自然な設定は無視できます。
それよりも子供達にはこれから困難を超えていってほしいと、
特に学芸会のシーンでは泣けてしまいます。
それを思うことは、
今現在の日本を憂う気持ちそのものですね。