2012年03月23日
麗しのサブリナ 1954米 ビリーワイルダー

たくさんの面白さが入っている、
名作と言われているのが納得出来ます。
語り尽くされているでしょうけれど、
オードリー・ヘプバーンは美しいです。
ファッションも。
コメディで終わっていないところも好感です。
ちょっとした風刺がアクセントですし、
主役達の親世代の価値観も年代を考えて自然でしょうし、
西欧の当時の感覚を知ることができます。
リズムもあり、脚本も無駄なしです。
個人的にはラストがアンハッピーの方が自然と思いますが、
まぁそれはご法度でしょう。
この映画の前日に、
新藤監督の「どぶ」を鑑賞したのですが、
同じ年代の日本とアメリカの違い、
映画等でわかっている、
何度も感じていることですが、
あまりの違いを今回も痛感です。