2011年12月08日
朱花の月 2011日 河瀬直美

説明は無し、
台詞も音楽も極力無し、
酔うほどの映像から、
感じる鑑賞よりも、感覚にひたる映画です。
ワンシーンの印象とその余韻が、肝です。
奈良県飛鳥地方という王道の地で、
その自然、有史以来を想わせる自然を味方に、
河瀬直美監督は、愛すること、
愛したいこと、それと現実の生活で行う行為を
ちっちゃな世界で語ります。
この映画がカンヌで認められることに、
感慨です。
日本を受け入れられた気分と、
日本でこれからもこういう作品が造られることに期待できるからです。
追伸
昨日は「大雪」でした。二十四節気更新しました。
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