2011年09月10日
イモムシよけ
自社農園はすべて有機栽培なので、虫を抑えることができません。
観ているだけでは悩ましいのです、対策を講じています。
クロタラリアという緑肥作物を隣接の畑との境界線に植えます。
この時季は、イモムシが一番繁殖するので、虫が入りにくいようにするのが
目的のひとつ。
隣の畑で殺虫剤をまいた時の障壁にもしています。
また畑の環境を多様化させるのがかなるい大事だという考えです。
畑はサツマイモが主です。それ以外の植物としてクロタラリア。
(そういう意味では雑草が畑に生えていることは自然と言えます)
サツマイモ、クロタラリア、雑草に潜む芋虫以外の動物。
それらが畑にいることがとても大事です。
2011年09月09日
花緑の夢空間(第9回)
若手の落語家のほんの一握りしか知らないですが、
柳家 花禄 師匠はNo.1だと確信できるほどの高座でした。
寄席よりもCDで落語を楽しんでいる方が多い私が
偉そうなことはいえませんが、モノが違います。
花緑の夢空間は、
静岡市の駿府公園内の日本庭園「紅葉山庭園」の茶室で
毎年開催されています。
抹茶とお菓子を味わえる「呈茶」と、日本庭園を散策し、
そのあと茶室で落語です。
約80名という少人数、マイクを通さない声、茶室の外では虫の音が
聞こえてくる贅沢な独演会でした。
全力投球で2時間を超える高座は間近(高座との距離がほんの1m位)
なこともあり迫力もヒシヒシと実感できます。
高座の後はサイン会で、握手をひとりひとりとしてくれて、
写真まで撮らせてもらえました。
とても謙虚な方で、「花緑師匠はまだまだ上手くなる」と確信しました。
追伸
「花どん」という9番目のお弟子さんの一席があったのですが、
今まで聞いた前座の中でも一番上手いと思いました。
弟子の教育にもかなり力をいれているのでしょう。
おおいに見習いたいところです。
2011年09月09日
菊姫純米ひやおろし
菊姫が今年から初めて蔵出しする“ひやおろし”です。
重陽の節句に合わせて昨日到着です。
これまで菊姫酒造では「ひやおろし」という商品を造ることはしませんでした。
熟成させてからの蔵出しを基本としているため、
仕込んで一年足らずではまだ早いという判断からです。
しかしながら、今回新商品として
“菊姫らしい「ひやおろし」”が蔵出しされることとなりました。
ひと夏越した速醸純米酒は、新酒独特の荒さが旨さに代わり始める時です。
これを“秋上がりした酒”というのですが、まさにそれを味わえます。
しかも、仕込み時に一度だけ火入れした生詰め酒です。
アルコール分は18度と、ほとんど加水もしていないので、
“秋上がりした醍醐味”を味わえます。
菊姫の“純米ひやおろし”はやさしい熟成感の酒です。
この時季に合っている、上品でやわらかな旨み、まろやかだけど硬派な酒で、
アルコール分18度にもかかわらず優しい出来栄えでした。
追伸
昨日は「白露」でした。干し芋産地も残暑ながら秋の気配があります。
二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「白露」の直接ページはこちら
白露
2011年09月08日
しのぎあい
草に負けずに頑張っているサツマイモです。
8月早々に草に埋もれそうになっていたところを、
一通り綺麗にした後は、頑張って葉を伸ばしました。
その後、またかなり草が伸びてきましたが、
押されながらも踏ん張っているという感じです。
2011年09月07日
生きていることを実感します
3日ほどかけて草取りした畑です。
つるをひっくり返して、草取りするので、
草取り直後は、つるや葉が、あっちこっちですが、
3日もすると元通りに畑を覆うようになります。
当然、見ていてつるや葉が動くのはわかりませんが、
じっと見ていたら動くのがわかるのではないかと感じで、
すぐに元通りになります。
2011年09月06日
毎年のことながら
今年もイモムシの被害が目立つようになってきました。
有機栽培の宿命です。
今年は草取りが間に合わない畑が多いのですが、
その畑は、サツマイモの葉が草に埋もれています。
その畑でも、サツマイモの葉が食べられます。
しかも雑草は食べずにサツマイモの葉だけを食べます。
それだけ美味しい証拠です。
2011年09月05日
ひたちなか海浜鉄道湊線
3月11の震災で路線が被災し全線不通になっていましたが、
6月から7月にかけてに一部ずつ運行再開していきました。
今では全線運行していますが、こんな可愛い車両だとは知りませんでした。
稲も実る。電車も走る。
待ち望んだ日常を感じます。
2011年09月04日
夏野菜もろもろ
ほしいも農家の夏は比較的手が空きます。
そこでこの農家では、夏野菜を多種類作り出荷しています。
ほしいもの干し場の畑とビニールハウスを上手く活用しています。
ナス、キュウリ、トマト、とうもろこし
ゴーヤ、唐辛子、かぼちゃ、インゲン豆、キャベツ等々を作っています。
2011年09月03日
ゴーヤのカーテン
タツマの事務所も今年はゴーヤのカーテンを試みましたが、
これと比べると惨敗です。
プロの農家の片手間と、ずぶの素人の片手間では大違いです。
大きなゴーヤがたくさん実っていました。
ちなみに、会社のゴーヤは私の所まで回ってきていません。
追伸
9月の定期干し芋を昨日出荷しました。
今月のおまけ干し芋はこれです。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
2011年09月02日
塩崎さんのサツマイモ
米の視察を兼ねて塩崎さんの玉豊を見てきました。
干し芋はもちろん、米も上手な塩崎さんですが、
この玉豊にはビックリ!腰の辺りまでつると葉が伸びています。
ここは苗場だった畑で、最後に植えつけたところです。
苗場なので、たい肥が入っているのですが、
塩崎さんお得意の、天然鉱石「甦生石」がかなり含まれているのも、
大きい理由にようです。
つるぼけっぽくない伸びかたなので、収穫が気になります。