2013年11月17日
さらば友よ 1968仏 ジャン・エルマン

アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンの友情映画で、
エッセンスとして二人が追い込まれるサスペンス、
濡れ衣を着せられて・・・どうなるか。が加えられています。
前半は終盤に向けての準備で、
中盤の二人が地下室の金庫破りをするところで、
二人の友情と物語の要素をすべてそろえて、
終盤の盛り上がりに向かいます。
そして二人ともカッコイイで完結です。
アラン・ドロンの各シーン、チャールズ・ブロンソンの各シーンが味わい深いです。
アラン・ドロンはモテテでもクール、ヒロインを抱き上げるシーンなんかは、
彼のファンにはたまらなかったでしょう。
チャールズ・ブロンソンの満たされたグラスにコインを入れるシーンや、
女衒のようなことをやるシーン等も見応えがある演出です。
公開当時10代、20代だったら、二人のマネをしていたかな。
なんて想像してしまう位、カッコよかったです。