2013年05月26日
エージェント・マロリー 2011米 スティーヴン・ソダーバーグ

美形の主人公は、フリーの女スパイ、フリーで稼げるほどのやり手です。
だから、美形ですが近寄りがたい存在です。
従来の強い女スパイ像とは雰囲気が違うヒロイン像です。
映画冒頭のアクションで彼女の強さを観客は認識しますが、
ここでは、負けそうになったことと、
逃走相手の男とのやりとりで、弱さというか、
従来のヒロイン像です。
それが、次から次への修羅場をくぐり抜けると、
スーパーウーマンになっていきます。
でもその成長は徐々にです。
やられそうで、ピンチを凌ぐ、
そのピンチが次は一段階上がる、
ダメそうだけど切り抜けるという王道です。
そして、スーパーウーマンへ。
骨太なアクションが売りの、このヒロインが見どころの映画でした。