2012年08月29日
陽のあたる教室 1995米 ステーィヴン・ヘレク

1965年から30年間の高校の音楽教師の半生です。
2時間ちょっとで30年間なんて、あっという間ですが、
ある程度の年齢なら、これくらい速いのが人生と感じるのではないでしょうか。
映画は教師と生徒のいくつかのエピソードと、
30年間のアメリカの出来事を織り交ぜて進行します。
ラストは、とてもハリウッド映画らしかったです。
教師は与える仕事です。
教え子を磨きます。それと同時に教師自身も葛藤し、磨かれています。
ラストのエピソードにつながる原因は、
音楽授業の廃止なのですが、
それに対して主人公が猛烈に批判します。
音楽の素晴らしさを、その恩恵を最も受けたのは教師自身だったのですね。