2012年07月20日

風除けの効果

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自社の有機農園の畑6箇所で、
麦間栽培をしています。
目的のひとつに風除けがあります。
苗を植える6月頃のほしいも産地の海風は、
苗にとって冷たい風なので、風除けがあると育ちが良いからです。

この畑は、メロンの風除けのライ麦です。
メロン畑の隣のサツマイモ畑も自動的に風除けになっている部分がありあす。
そして、ライ麦の風上と風下ではサツマイモの伸び方がかなり違います。

風除けの効果が確認できます。
  


Posted by いもたつ at 04:45Comments(0)芋日記

2012年07月19日

最後に植えた苗

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上の写真と、下の写真手前が最後に植えたサツマイモ苗です。
当然まだまだ伸びていませんが、
上の苗の方が伸びが良いです。
上は、今年新しく実験している畑で、
幸先は良好です。

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Posted by いもたつ at 07:42Comments(0)芋日記

2012年07月18日

EMぼかし肥料の抑草の検証

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EMでぼかし肥料を作り、畑の表面に蒔き、
肥料としてだけでなく、抑草にも活用する栽培実験です。

ぼかし肥料を蒔いて、マルチ(ビニール)で覆っていた時は、
抑草どころか草が盛り上がってきていたので、
抑草効果はないかなと思っていたのですが、
マルチを取ってみると、
畝(うね)上は抑草されているようです。
畝間も脇から草が大きく伸びていますが、畝間の真ん中は抑草されているようです。

EMは嫌気を好むということなので、
どれだけ畑とマルチでそれを実現させるかを検討すれば、
もっと上手く抑草できるかもしれません。


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Posted by いもたつ at 07:47Comments(0)芋日記

2012年07月17日

草取りが間に合わない畑

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あちらを立てればで、草取りが後回しになってしまっている畑です。
かなり伸びていますが、抜きやすい背が高い草をとるだけでもだいぶ変わります。

しかしながら、サツマイモのつるの根元に、
絡まるように生えているハクザは抜いてやらないと、
実が大きくなりません。
これが厄介で、時季を逃すと抜くのが大変です。


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Posted by いもたつ at 07:37Comments(0)芋日記

2012年07月16日

麦間栽培の麦倒しをつる刈り機で

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麦間栽培を試した2年目ですが、
麦の倒し方も今までとは違う方法を試しました。
通常は「刈り払い機」を使うのですが、「つる刈り機」を使ってみました。
収穫前にサツマイモのつるを刈る機械です。

長所は、速いことです。
短所は、刈り払いの場合、麦わらがそのまま残るのですが、
つる刈り機だと、砕けるのでカサが減ってしまうことです。
麦を厚蒔きにする必要があります。
もう一点、サツマイモの畝(うね)を広くして、
つる刈り機が入れるようにしておくことが必要です。

来年以降検証していくことになります。
  


Posted by いもたつ at 09:55Comments(0)芋日記

2012年07月15日

いよいよ草取りです

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今年は、例年以上に抑草の工夫をしてきましたが、
雑草もいよいよそれらを跳ね除けて活発になってきています。

工夫と、機械を上手く使ってきても、
草取りは最後は人に手が肝心です。

暑くて大変な時期ほど、草には好都合です。
地道な作業を続けるしかありません。
  


Posted by いもたつ at 08:52Comments(0)芋日記

2012年07月14日

くちなし

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親しい農家の庭先です。
毎年この時期にもよく来るのですが、
今までこの花には気がつきませんでした。
毎年綺麗に咲いていたはずです。
本当に人の目なんていい加減で見ていないものだと思ってしまいます。

今年は何故気がついたのかはわかりませんが、
これで、この時期のこの農家に来たらいつも楽しめます。
  


Posted by いもたつ at 07:27Comments(0)芋日記

2012年07月13日

実生のスイカ

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たかおさんのところに行くと、
毎回スイカをいただく時期になりました。

たかおさんのスイカは、
植え継ぎしない実生のスイカなので、
とても甘くジューシーです。
夏の畑仕事後にはなによりのご馳走です。
  


Posted by いもたつ at 07:48Comments(0)芋日記

2012年07月12日

采配 落合博満

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とても冷静で誠実な人です。
監督時代、注目していましたが、
その時も仕事に対して、成果を求めることを徹する人の印象でした。

その姿はそのまま著書で確認できます。
監督として成すべきことを淡々としてやっていたことを、
そして決めたことを迷わず断行していたことを、
改めて感じます。

成すべきことを続けることは、
どんな時でも全ての人に受け入れてくれることはないですし、
それは常です。
著者の場合、結果を出しているにも関わらずでした。
それでも自己の考えを貫いたのは、
原理原則の意義が染み付いていたからでしょう。

仕事をしている一人として、
結果を出し続けた秘訣が、成すべきことを成したこと。
これを当たり前のことと感じるとともに、
その難しさも感じます。
要は「あなたしだい」というメッセージです。
  


Posted by いもたつ at 07:41Comments(0)いもたつLife

2012年07月11日

怪談累が淵 1957日 中川信夫

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理不尽に殺された男が
(借金した侍が金貸しの按摩を殺害)
怨霊となって侍と奥方を死に追いやります。
これがプロローグ。

20年後、
侍の息子は大店の手代に、
その店のお嬢様の小唄の師匠が按摩の娘で、再会。
もちろん二人とも出生のことは知りません。
そして、ドロドロの三角関係がもつれて行きます。

三人とも良い人物設定のところが妙です。
三人ともに肩入れしてしまいます。
けれど、侍の息子(手代)は、按摩の娘を貶いれてしまうのです。
娘も父親と同じく怨霊に。


人は所詮、宿命があるかのごとくの物語の流れです。
三人ともにまっとうな人として生きているのに、
ちょっとしたほつれで転がり落ちます。

因果応報を背負う二人はいかんともし難く展開します。
この流れに抵抗できすに流れてしまいます。
この映画を見入ってしまうのはこのあたりの上手さからです。

それと、カメラ、光、アングル、
怨霊と人物の切り返しがとても良いです。

落語が原作ということですが、
そんなリズムも感じました。
  


Posted by いもたつ at 07:36Comments(0)銀幕倶楽部の落ちこぼれ