2025年05月02日
2025年05月01日
2025年04月30日
spac演劇 マミ・ワタと大きな瓢箪/演出 メルヤン・ニヤカム

一時間の楽しいダンス劇です。
屋外のこの日本平の舞台はいつも夕暮れにかけての上演です。暮れていく空間がダンスに映えます。
マミ・ワタは女神だそうです。
この演劇を観終わってやんちゃな神様が下界に降りてきて人に悪戯しながら気が済むまで遊んで行った、そして人間たちに安らぎをもたらしたと解釈したのですが、女神ということで納得です。
その踊りは、綺麗な女優の映画の一シーンを連想させℳたり、歌舞伎を思わせたりもします。私が気が付かないだkで、世界各地の踊りの要素が入つていたのでしょう。
また、観客を巻き込んでのパフォーマンスが3つあり楽しさを演出します。
瓢箪を配り回収は序の口。「八十八夜」の合唱を促します。ラストは自らがキャンパスとなり観客に体に色付けをします。
そして修行僧になり終わります。
楽しい観劇になりました。
2025年04月29日
spac演劇 <不可能>の限りで/演出 ティアゴ・ロドリゲス

国際赤十字と国境なき医師団の人道支援をしている人達に取材した内容が演劇として再現されています。
それはそれは壮絶な吐露を、4人の役者がします。そしてそこは物資は不足すすなにもないキャンプのようなセットのなかではドラムを叩く一人の演者げいて、その音は爆音のようです。
4人の語り凄惨な出来事ばかりです。聞いていて(字幕を観ていて)想像すらできないことばかりです。言っていることはもちろん理解できますが、それが肌感覚として現実を纏うことができないのです。
でも寒気を覚えるのだから、自分の体は震えています。
どこかで起こっている事実と同じ世界に生きていることを知っていなければなりません。