2012年02月01日
昔ながらの干し場
20年ほど前は、露天の干し場が普通でしたが、
今では雨よけのビニールハウスの下に干し場を作るのが主流です。
露天だと、日が暮れると簾(すだれ)を重ねて覆いをかぶせるか、
しまわなければなりません。
翌朝、その簾をまた干し場に並べます。
この作業は重労働です。
特に、乾く前の簾は重いので大変です。
ハウスの下で仕上げても甘みは変わりませんから、
どうしてもハウスの干し場にしてしまいます。
(仕上がった時の干し芋のツヤは露天にかないません)
お付き合いしている農家の中で、頑なに露天干ししている家が
3軒あります。
この3軒はそろって、絶品の干し芋を作ります。
その理由は、露天だからというのもありますが、
露天で仕上げる気概があるからだと思っています。
どこまでも良い物を造るという気持ちの現れが露天干しなのでしょう。
Posted by いもたつ at 07:15│Comments(0)
│芋日記