2024年06月01日

BLANK PAGE 空っぽを満たす旅 内田也哉子 著




15人の著名人との対話が主ですが、亡くされたご両親、特に母の希林さんの喪失が背景にあり、追悼にもなっています。そして死生観見え隠れします。

生と死に境界線があるのか、死があるから生がある、遺された者が偲ぶのは記憶である等のメッセージは、死までの時間が近づいていることを意識している今、十二分に心に刺さりますし、その残された時間で生を全うするための示唆でもあります。BLANK
良い本でした。
  


Posted by いもたつ at 09:00Comments(0)いもたつLife