2019年10月12日
2019年10月10日
2019年10月09日
2019年10月08日
気温が高いとはいえ

10月も平年より高い気温で、温度があればサツマイモは育ちます。
けれどもう、葉が喰われて肥料も切れてきているので、
これ以上は大きくなりそうもありません。
追伸
10/8は「寒露」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「寒露」の直接ページはこちら
寒露
2019年10月07日
柳家小三治 柳家三三 親子会 【清水マリナート】

親子会というよりも、小三治独演会でした。
小三治師匠は仲入り前とトリです。
どちらもたっぷりの枕で、師匠独特で、高座に上がるまで決めていないしゃべりはいつもなのですが、今回は哲学を感じました。
仲入り前は60年以上前の清水の想い出から入り、その頃からの友人の話になり、その友人の最近の様子から、上手く「長短」です。
この噺もライブでその真骨頂を味わえます。
トリでの枕は、「長短」の流れを進め、やはり師匠の若い頃の話です。三代目小さんのエピソードや五代目小さんとのやりとりも交えて、人生観を語ります。死生観と言っても良いです。
多分時間がかなりオーバーしたのでしょう、けれど、最後は短くても爆笑になる「小言念仏」で締めてくれました。
素晴らしかったです。
開口一番は前座の小ごとさんの「たらちね」でした。
親子会ですが、三三師匠は仲入り後に短い枕と「真田小僧」でした。小三治師匠の今日の雰囲気、人生観を語ることを察したかのように控えめ、でも、しっかりとした芸を披露してくれました。
「清水にまた来る」と小三治師匠の言葉が本当に適って欲しいと思いながら会場を後にしました。
2019年10月06日
古今亭志ん朝 二朝会 CDブック 【河出書房新社】

1969年7月から1974年12月まで、全29回を数えた、
春風亭柳朝 古今亭志ん朝の会、通称「二朝会」の志ん朝師匠の高座がCD16枚で31演目と、当時の様子を実際の高座を観た方々の語りとともに封じられているCDブックです。
二人の師匠の人となりが知れる語りと、若き志ん朝の高座、貴重な音源を含めて聴くことができます。
二人とももちろん好きな噺家です。そして志ん朝師匠の完成される過程を垣間見ることができるこのCDは宝物になりました。
2019年10月05日
印象派への旅【静岡市美術館】

英国のウィリアム・バレル(1861~1958)のコレクションはグラスゴー市に寄贈され、彼の遺言から門外不出となっていました。
今回は、展示されていた美術館の改装のために、初来日とのこと。本来なら現地でしか鑑賞できない作品です。
「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」と銘打っての展示会です。
この展示会は、印象派“への”旅の“への”がキーで、写実主義の作品と印象派の作品が転機になる時代前後の作品が展示されています。
写実の絵にうなりながらも、印象派の絵を前にすると、やはり作家のその時の境遇や思想を想います。
バレルがコレクションしていた当時は、産業革命での急速な工業化で大気汚染がひどかったことから、寄贈によせての条件として、美術館は郊外にとしたそうです。
そして、政情が不安な世の中のために、国外への移送は禁止といった条件も付けられていたそうです。
バレルが後世に、このままで遺したい気持ちの現れです。
多分、バレルは大金持ちだったことでしょうけれど、金の使い道を知っていたということでしょうか、また、英国紳士の嗜みでしょうか。
鑑賞後は、バレル・コレクションがスコットランドのグラスゴーにあることにちなんで、スコッチ・ウィスキーの講座があり参加しました。
それもとても楽しかったです。