2019年07月08日
第18回 柳家家禄 独演会

恒例の静岡江崎ホールでの独演会です。
毎回家禄師匠のお弟子さんが一人お付で、一席披露されますが、これも楽しみにしています。
今年は10人いる中の三番弟子の緑君さんでした。演目は「祇園祭」で、枕からの引き込みも含めてとても上手。真打が近い二つ目さんでした。
師匠の一席目は「粗忽の使者」。師匠の師匠の小さんの「粗忽の使者」もよく音で聞きますが、ひけをとらない出来です。以前やはりとても好きな小さんの「猫の災難」の家禄師匠版を聞いた時も同じ印象でした。
仲入り後は「子別れ」です。たっぷり、一時間近くも熱演でした。
もちろんどちらの枕も面白く、今回も堪能しました。