2018年04月24日
ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 2017英 ジョー・ライト

“ウィンストン・チャーチル”もちろん映画の題名通りの英雄です。
彼の首相就任からの数十日の映画で、当時ヨーロッパはほぼドイツに占領、英国も絶対絶命にまで追い詰められて、徹底抗戦か和平交渉かという中でチャーチルは何を考え悩み苦しみどうしていったかに焦点が当てられています。
多分彼がいなければ、彼の決断がなければ歴史は変っていたでしょう。
映画として良く出来ています。チャーチルの人となりや彼の考え、チェンバレン等の他の政治家との駆け引き、王室との対応、妻との信頼関係が数日の流れと一緒に描かれます。
そして何が何でもヒトラーを倒すと国中が鼓舞し逆転する起点でラストになります。
そして、勝者と敗者はあまりにも違いがある事も改めて教えてくれる映画です。