2014年05月08日
【SPAC演劇】よく生きる/死ぬためのちょっとしたレッスン エンリケ・バルガス

死生観は歳により変わります。
子供の頃「死」を考えるだけで震えるほど怖い感覚に襲われたことを覚えています。
では今は?
この演劇は体験型という今までに経験したことがない演劇でした。
短い時間ですが、生から死までを疑似体験かなと私は感じました。
だから今現在、自分が持っている死生観を自分でみる体験でした。
「死」は怖いことは今も変わりません。
でも昔ほどではなく、歳を重ねて仕方のないものという感覚になってきていて、
そして、「死」は“嫌”という意識があることをこの演劇で感じました。
“嫌”というのは怖いや存在がなくなるからくる嫌ではなく、
大切な人との繋がりが切れてしまうことからくる感覚です。
「よく死ぬために」の課題はそれを踏まえて生きることだと、
あの空間で思索していたことでした。
追伸
5/5は「立夏」でした。二十四節気更新しました。
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立夏